日本の工業炉は欧米の技術導入によって今日まで発展してまいりましたが、当社はこれらの技術を凌駕すべく創業以来一貫して〔独創技術で社会に貢献〕を旗印に揚げ、他の追従を許さない工業炉とその周辺装置を開発してまいりました。
独創技術の開発には17年もの長い歳月を要しましたが、現在では国内のみならず世界各国の需要家から高い評価を受けております。
衆知の通り工業炉はあらゆる産業分野で使用されておりますが、その目的、型式などが極めて多岐に及んでいるため、高度な視野から、顧客が真に望んでいる全ての分野の設備を炉メーカーとして提供するには、膨大な時間と資金そして規模が必要です。
このことは極めて困難なことで過去における工業炉メーカーの実に多くの失敗例が如実に物語っています。
当社ではこれらの広範囲な工業炉需要の中で最も失敗の多い分野、または既存技術を 大きく凌駕できる独創技術に的を絞り、しかも標準化で廉価な商品化を最大の目標として研鑽に努めております。
殊に最近、深刻な環境問題となっている二酸化炭素の排出量につきましては、当社のロータベクトでは65%~75%減となり、従いまして省エネルギー率も65%~75%と驚異的な性能を有しております。
ロータベクト以外でも、当社開発のオリジナリティーに富む高性能商品が各産業界で数多く活躍しております。
今後供、顧客各位の発展に寄与すべく鋭意努力してまいります。